「2020年04月」の記事一覧(1件)
カテゴリ:新築施工事例 / 投稿日付:2020/04/30 19:33
~住みやすいお家にするための工夫編~
こんにちは。カズコーポレーションの店長松本です。
今回は当社の誇るオリジナル注文住宅シリーズの『For One Style Project』の特徴について、ご紹介したいと思います。
このプロジェクトは、私自身がこれまで10年以上に渡って大手不動産仲介業者で阪神間の多くの建売住宅やフリープランの販売、また自社施工の注文住宅の販売を行う中で、『こんな提案が追加無しで出来れば、もっと良いお家が出来るのにな』と思い続けてきたジレンマを解消し、『自分たちが本当に良いと思うお家』を、自信を持ってお客様にオススメするために作った、全く新しい新築フリープランのプロジェクトです。
まずは、他の建売住宅や、フリープランと大きく異る特徴を列挙すると以下のようなものになります。
① 標準床面積が2階建ては105㎡、3階建ては110㎡まで追加費用無し
② 便利な動線と豊富な収納のオリジナルプラン
③ 吹き抜けや、バルコニー面積の増加に対して追加費用なし
④ 窓、サッシの点数による追加費用無し
⑤ 可動棚や集成材による棚などについては施工費無料
⑥ お洒落で豊富な選択肢から選べる標準内装材でオリジナリティある内装を実現
⑦ 豪華な標準住宅設備
それでは、順番に詳しく紹介していきましょう。
① 標準床面積が2階建ては105㎡、3階建ては110㎡まで追加費用無し
通常のフリープランというのは、まず業者が作った参考プランで『だいたいこれくらいのボリュームの間取りなんだな』という、大体の感覚を掴んだら『契約』を行い、その後で細かい間取りの変更や、仕様の変更を行っていきます。
この『契約』で決めているのは、大雑把に言えば以下の3点です。
・床面積
・住宅の仕様(設備や建材など)
・金額
そして、これに対し、標準外の仕様を選択したり、床面積が増えれば追加金額が発生しますよという特約が付帯します。
多くの阪神間の業者がこの床面積の増加は【1坪に付き50万円】としているところが多いと思います。
この一坪っていうのは、畳2帖ですから小さなウォークインクローゼットを増やしただけで、50万円追加となってしまいます。
収納を増やすために追加が発生するならまだ検討の余地があるでしょうが、部屋の大きさは変えずに配置を変えただけで、廊下が90cm伸びてしまうことがあります。それだけで、12万5千円追加がかかるならほとんどのお客様は『じゃあやめとこうか』となってしまいます。
せっかくの注文住宅なのに、いちいちお金の計算しながら家作りをするのは楽しくないですよね。
ですから、この『For One Style Project』は、最初から標準の床面積の設定を広めにとっています。
一般的な2階建ての建売住宅の床面積は100㎡以下の制限を設けている会社が多いです。実際にインターネットのポータルサイトで2階建ての床面積を確認頂ければおわかりになるのではないかと思います。
ここでは例としてよくある約100㎡の建売の間取りをご覧になってください。
【建物間口6.3m 延床面積約100.8㎡】
どうでしょう?
非常によくある間取りで、別に良いとも悪いとも言いませんが、あえて言うなら
○リビングはもうちょっと広いほうが・・・
○リビングに収納欲しい
○洗面所に収納が欲しい
○出来ればシューズクロークが欲しい
○和室とLDKが独立していて使い勝手が悪い
くらいは思いませんか?
じゃあ、間取りの打ち合わせの中で、リビングを17帖にしてリビングに収納を1帖分増やしましょうとなると、これで一坪増えてしまうので、いきなり50万円追加となります。
では、当社施工事例で105㎡まで使うとこうなります。
【建物間口4.95m 延床面積104.32㎡】
どうですか?100㎡からたった4㎡足すだけで素敵な間取りになったと思いませんか?
軽くあげただけでも
○リビングは畳コーナー合わせて21.37帖
○リビングには、収納&スタディコーナー
○洗面室にも、ウォークイン収納
○各部屋収納+みんなで使えるたっぷりのファミリーウォークインクローゼット
○靴だけじゃないたっぷりの玄関収納
となります。
どうですか?たった5㎡増やすか増やさないかでお家の機能性は大きく変わると思いませんか?
便利で住みやすい間取りを作るために、いちいちいくら費用が掛かるか考えていたら良いお家は作れませんし、楽しくありませんよね?
我々は、今どきの便利な間取りを作るためには、105㎡あればかなり自由度の高いプランニングを行えると考えております。
ですからこの105㎡を標準面積とし、契約後お客様が自分たちらしい生活を送ることの出来るオリジナルの間取りを作る喜びを感じてもらいたいと思っております。
② 便利な動線と豊富な収納のオリジナルプラン
このように、少し床面積を広げてあげるだけで、非常に素敵な間取りになることはご理解いただけたかと思います。
しかし、この『For One Style Project』でも、敷地の広さや間口など色々な制限は受けてしまいますので、十分な床面積の確保が出来ない場合ももちろんあります。
でも、100㎡しかないプランだとしても、①であげた、普通の建売のような不便な間取りにならないように徹底的に工夫します。
当社施工事例の約100㎡の間取りをご紹介します。
【建物間口5.4m 延床面積100.92㎡】
いかがですか?
同じ広さの床面積でも普通の建売やフリープランと比べて、工夫とこだわりが全然違うのを感じて頂けますでしょうか?
例をあげますと・・・
○広々リビング18帖(採光工夫の吹き抜けトップライト付き)
○リビングの片隅でアイロンがけやお勉強、PCなどが出来るミセスコーナー+収納
○家族の靴が玄関に散らばらない2WAYウォークスルーシューズインクローゼット
○洗面室には、家族全員のタオルや下着やパジャマが十分入る収納
○夫婦の主寝室にはたっぷりウォークインクローゼット
○インナーバルコニーの近くには、作業台を備えたファミリーウォークインクローゼット
等々、生活のしやすい工夫をプランの随所に感じていただけるのではないかと思います。
この【プランニング力】こそが、この『For One Style Project』の一番の強みです。後にあげていく、その他の特徴もこの【プランニング力】を、最大限活かすために必要だから標準設定にしているのです。
我々が、『こういう家なら自信を持ってお客様におすすめできる』という注文住宅をできるだけ追加費用無しで、とことん楽しんでもらいながら、家作りをしていただきたいという思いが、この豪華な標準設定なのです。
お客様それぞれに異なる希望を整理し、夢を叶えつつも、末永く便利に住んで頂くための工夫をとことん追求し、『それぞれのご家族のライフスタイルのためのオンリーワンの注文住宅』をつくる。
それが『For One Style Project』なのです。
『For One Style Project』の特徴 パート2に続く