【尼崎】不動産の売却や買取を依頼する前に確認すべきポイント！戸建て・マンションの価格について | 尼崎で不動産買取なら有限会社カズコーポレーションへ

売り出し価格を設定する『いくらで売れるのか？』

売主様にとって最も気になるのが『いくらで売れるのか』という点ではないでしょうか。これも、仲介での売却と買取では少し異なります。

基本的に買主様たちは、その時点で市場に販売に出ている不動産や過去の売り出し事例を参考に、自分たちの希望条件と照らし合わせながら絶対叶えたい条件とあきらめる条件を整理しつつ、総合的に判断して購入物件を決定していきます。

そのうえで、仲介で販売していく場合、市場に今出ているライバル物件を把握し、それに対して強みと弱みを整理しながらできる限り高値で売れるように販売戦略を立てていく必要がございます。

また、過去の成約事例は『できるだけ高く売りたい売主』と『できるだけ安く買いたい買主』との折り合いがついた証となりますので、それらを参考にしながら、少し相場よりも高値で出しつつ市場の反応を見ながら価格を調整しつつ販売していくのが一般的に高値成約のコツとなります。

しかし、あまりに相場とかけ離れた金額で売りに出すと、市場の買主様から見向きもしてもらえず、結果ズルズルと値下げすることになる失敗もございますので、先述の販売戦略の立て方が大切で、経験の豊富な不動産業者や担当者を見つける必要があります。

そのうえで、仲介での売却は自分で価格を決めながら売ることができるため、高値の売却にチャレンジできるが『いくらで売れるのか？』というのが、売れてみるまで分からないというのが難しさとなります。

逆に不動産買取の場合、一般の買主様に売るのではなく、転売目的の不動産業者に買い取ってもらうというものになります。業者が最終的に売れると思う予想金額から利益を計算したうえで提示される金額となりますので、すぐに答えを出したい方にはお勧めです。

また、仲介の場合と違って家の中を何度も他人に見られる内見もほとんどなく、金額さえ折り合うのであれば、買取の方が圧倒的に手間もストレスもございません。もちろん、最終的に業者は一般の方に売ったうえで利益を残さないといけませんので、一般的には相場よりは買取金額の方が20％～30％程度安くなりますが、時期や物件によっては、個人の方に売るよりも高く売れる場合もございます。

売却スケジュールを立てる『いつまでに売るのか？』

スケジュールについても、仲介での売却と買取の場合では全く異なります。仲介の場合は、販売スタートから引き渡しまで数か月はかかると考えておきましょう。販売を依頼する仲介業者を決定し、売り出し価格や条件確定ご媒介契約という販売の依頼契約を結びます。

その後広告活動などを行い、問い合わせいただいた買主候補者の内覧を重ね、希望者が現れれば価格や条件面について交渉、調整を行い、折り合いが付けば売買契約となります。ただ、なかなか問い合わせが来なかったり、内覧を何度も重ねても希望者が現れないこともございます

この場合は、価格を下げたりして引き続き様子を見ていきます。このように、『いつ売れるのか？』というのも仲介の場合は売れてみないとわからないというのが現実で、いつまでに絶対に売らないといけないご事情の方の場合はむずかしい部分もあります。

それに対し、業者買取の場合、最初の数回複数業者が内覧した後、価格の提示をされた中で最も高額だった業者と契約を結びます。引き渡しの時期なども、買主が一般の方の場合先方の都合もあり調整が必要ですが、買取業者の場合はある程度売主の都合に合わせてもらえます。

売買契約後はどちらの場合でも買主は資金準備を行い、売主は住宅ローンの抹消手配や引っ越しの準備などを進めて、最終の残金決済と所有権の引き渡しを行います。契約から決済までは一般的には最低1か月程度はかかりますが、業者買取の場合は一週間程度での決済も可能です。

売却の条件を決める

売却の際決めるのは、価格や時期だけではありません。それ以外にも、戸建てや土地の場合は、境界がどこなのか？越境していないか？などや、マンションの場合でも建物や内部の設備に不具合はないのか？それは、だれが治すのか？などの問題がございます。

こういった買主に引き渡された後、トラブルになることが無いよう事前に調査するのも仲介業者の使命ですが、どうしても目に見えない箇所や売主様の告知に頼らざるを得ない箇所については調べきれないのも現実です。

ですから事前に、どこからどこまでがそれぞれの責任なのかという条件を明らかにしておき、どうしてもわからない部分は、引き渡し後一定期間は問題が発生した場合売主が修理をするという契約が通常です。

しかし業者買取の場合は、消費者保護の観点から、引き渡し後の売主の責任は面積となりますので、売った後のトラブルを完全に防ぎたいなら業者買取の方が良いと言えます。

信頼できる不動産業者を決める

最後に、一番重要なのがどの不動産業者に任せるかという点です。基本的に売主様のご希望はできるだけ『高く』『早く』『トラブル無く』売りたいということではないでしょうか？そのためにも、不動産業者選びは大切です。

多くの販売実績や地元の不動産事情に精通した経験豊富な営業マンほど、上記のご希望を叶えるためのノウハウを持っています。大手不動産業者ならいいということではなく、実際に販売の戦略を立て、買主様をご案内するのは営業マンです。担当営業マンを後で変更してもらうことも可能ですが実際には気まずい思いをするので、同じ会社での担当者変更は難しいものがあります。

信頼できる不動産業者選びは、信頼できる営業マン探しでもあります。まずは、しっかり話を聞いて説得力ある提案をしてくれる営業マンに任せる方が、仲介にしても買取にしても良い結果が生まれやすくなります。